受入れ企業様の声②

このページでは実際に外国人技能実習生を受入れている企業の経営者やご担当者様の生の声をお届けいたします。これから外国人技能実習生の受入れをお考えの皆様のご参考になれば幸いです。

「職員や利用者様も影響を受けています!」

社会福祉法人F
  • 地域:石川県
  • 職種:介護職種(介護)
  • 国籍:ベトナム
  • 受入れ開始年:2019年

この写真は受入れ企業様のご了解を頂いて掲載しております

実習生を受け入れてよかった点は?

実習生の直向きさと、礼儀正しく常に笑顔でご利用者に接する姿に、職員サイドが刺激を受け、また、ご家族様や来苑者の方からも、「とてもやさしくて、いい子達ですね。」「ご利用者様も嬉しそうですね。」とのお声をいただいています。 

指導者自らがケアの意義や根拠を理解していなければ、真に実習生に伝えることはできず、ことばの壁にぶつかりながらも試行錯誤しながら指導する過程で、指導者側も自らのケアを見直す機会となり、良い勉強になります。

実習生のコミュニケーション能力は?

実際には高いコミュニケーション能力があり、思っていた以上に困難さは感じられません。ある程度の日常会話は可能ですが、最終的に本当に理解できているかについては確認する必要があると思います。実習生も努力しており、彼女達の持っている非言語的コミュ二ケーションは言語的コミュニケーションをフォローしています。ただ、専門領域のコミュニケーションや方言においてはお互いに努力を必要とするところだと感じています。

実習生の受入れで工夫していることは?

寮での生活や日々の実習で困ったことがないか、毎日、必ず何等かの形(声かけやライン)で技能実習責任者と生活指導員で話しを聞くよう心掛けています。

ケアの場面場面で十分に業務の根拠を伝えることが困難であるため、必須業務については、計画的に学習会(勤務時間内に30分間)の機会を設けるようにしています。

受入れに当たり、担当指導員、一般職員、専門職においても研修を実施し、受け入れ制度から、異文化交流の理解等を促し、実習生の国のことを学び共通話題がもてるように努力しています。

生活環境、習慣でも時間をかけてサポートしています。

その他(ご感想など)

実習生の聡明で器用なところが雰囲気をよくしています。言葉が不足しがちなところを丁寧な挨拶と笑顔でカバーし、その姿に職員達も利用者も影響を受けています。

介護技術等を主に日本でストレスなく学び、生活できるようにするために職員、実習生が心ひとつにしています。このことが実習生が日本で働く目的に応えることになると感じています。