理事長の感動日記 その12

バスの運転手さんの大きな

20256.11

 

鹿児島南さつま市の介護施設に特定技能外国人の監査に来ました。

昨日は、線状降水帯が発生して激しい雨が降ったと聞いていましたし、羽田空港では、条件付きの運航で出発しましたので心配していましたが、無事、鹿児島空港に着陸することができました。

監査も終わって、最寄りのバス停でバスを待っている時のことです。一時間に一本がほとんどなのですが、14時台には、行き先の違う2本があります。それも4分違いです。

鹿児島中央駅行き 14:17

伊集院駅行き 14:21

 

小雨も降っていましたので、私の考えはこうです。

17分のバスが通過してから停留所に行くが、それまでは、停留所前のTSUTAYAの軒下で雨宿りしている』

 

そのとおりにして、番のバスを通過させたところ、その運転手が二、三十メートル行った信号機を超えたところで降りてきて、わたしを呼ぶのです。乗っていいぞと言わんばかりに、両手でを書いてるのです。

わたしは、「伊集院駅に行きますか〜」

その運転手は、今度はまた両手で✖️と、早く乗れ〜と、

わたしも付き合って、もう一度「伊集院駅行きますか〜」と、また✖️と、

これを何度か繰り返してから、近づいっていって説明して、じゃあ。

 

ありがたいこってす。

 

それだけのことなのですが、ほっこりした気分になりました。

ベトナムに久しぶりに来て思い出したこと

2022.5.9

 

ご招待いただいた食事の席で、同行の運転手さんにも席を勧めて、一緒に食事をしていただいておりました。

 

そう言えばかつて頻繁に行っていた中国でも同じような光景を普通に見ていました。

 

技能実習生に対して、マナーとか考え方とか教える立場にありながら、ハッと気が付かせられることがよくあります。

つい数分前にも、同行の通訳者に説教じみたことを話している自分がありました。

私こそ、自省するチャンスを与えられたのかもしれません。

 

与えられたことに感謝する気づきを得た国と当たり前のことを自然に行っている国はどのように共生していくのでしょうか。

医療短期大学の学生との面接

2021.12.29 

 

介護技能実習生として来日を希望するベトナムの医療短期大学の学生12名と面接をしました。

1ヶ月前に大学向けに行った説明会に参加した150名のうち40名が申し込み、そのうちの第一陣です。

  

最初の質問として説明会の印象について聞くと、まず、初めて会った外国人だったと言われて苦笑してしまいましたが、多くの学生が医療従事者の使命を呼び起こされて感動したとも言ってくれました。さらに将来の夢について問うと、ほぼ全員が介護で社会に、そしてゆくゆくは国に貢献したいと答えたのには驚かされました。

 

そして、家族は日本に行くことを同意しているか聞くと、説明会がコロナ禍にあってオンラインで行わざるを得なかったことが功を奏し、家族も一緒に聞いたところが多く、むしろ家族から強く勧められたという学生もいて救われました。

 

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