ベトナム人技能実習生の場合は、主にハノイ近郊とホーチミン近郊からやってきます。器用で家族思いのところが日本人に似ています。
今、ハノイ近郊には、日系企業の進出を見込んで数十の工業団地が造成中です。
日本で学んだ技術と日本語、そしてモノづくりの考え方を身につけた実習生たちが帰国後復職して、国際貢献を担います。
フィリピン人技能実習生の場合は、主にマニラ近郊からやってきます。
総じて陽気で明るくまじめです。英語が堪能で、覚えたての日本語を助けます。
写真は、パン製造15人の面接合格者たちです。
中国人技能実習生の場合は、主に黒龍江省、吉林省、遼寧省の東北三省からやってきます。この地域は旧満州に位置し、日本人にもなじみの深い地域です。80歳代のご年配の中には、片言の日本語を話す方々もいらっしゃいます。
また近年では、日本語能力検定試験N1都市別受験者数は、東北3省(黒龍江省、吉林省、遼寧省)だけで、中国全土の20%以上を占めています。いかに日本語への関心が高いかがうかがえます。
入国前に4ヶ月~6か月の日本語講習、および日本の風習や文化の教育を行い、日本語能力試験N4程度の者が入国してきます。
またご要望があれば事前講習時に専門用語を学ぶ時間を設けることができます。さらに入国後1ヶ月組合でお預かりして、日本語教育専門のスタッフによりその語学に磨きをかけます。
また、入国後の講習の中で買い物の仕方を学んだり、警察や消防署の協力を得て交通ルールや災害・緊急時の対応など公的援助を受けることになっています。
そして、事前調査等で絞られた約3倍の人数の候補者について、監理団体と実習実施機関による面接が行われます。
ここで選ばれた者が約4~6ヶ月の事前講習を受けます。この間、外国人技能実習機構(OTIT)に実習実施計画を届け出て、その許可を得てから、他の書類と共に入国管理局に提出し、在留資格認定証明書を取得します。ここで許可された者が送り出し国の最寄りの領事館でビザを申請し取得して入国に到ります。
渡航費用、入国前後の講習費用、技能実習生の賃金、保険、監理費など。
受け入れ地域や職種によって若干金額が違ってきますので、詳細についてはぜひ、ご相談ください。尚、お問合せフォームにご記入いただくと、詳細な費用例をメールにてお送りいたします。